留学直後
アメリカに着いて初めての日曜日になりました。
せっかくなので、留学直後の新鮮な気持ちを書いてみたいと思います。
今回の記事は、学位留学だけでなく、語学留学、交換留学の人にも大いに当てはまると思います。
留学をする際に、みんな心配することは言語の壁だと思います。
ただ、一方で日本で当たり前なことが当たり前じゃないという「文化の壁」も大きく感じています。
良い面を言うと、僕が留学している地方(中西部)の場合、多くの人が気さくでアジア人差別なんかは殆ど感じません。また、自然にあふれており、キャンパス内にウサギやリスなんかもいます。木々に囲まれた遊歩道なんかもあって自然豊かで、その点はすごく気に入っています。運動が好きなら、バスケやグラウンドホッケー、フットサルなんかはやる環境がたくさんあると思います。
一方、大学の事務仕事が相変わらず雑だったり(届いている書類を「未提出です」っていきなり連絡して来たことが2度か3度あった気がします)、郵便物がボコボコになって届いたり、写真できれいだと思って入居した家が実際はめっちゃ汚かったり、道にゴミがあって景観を損ねていたり、届いた荷物の片づけや部屋のセットアップは大変だし、買い物も自動車で来るのが前提なのか何もかもでかくて持ち歩きにくいしって感じです。それに、そもそもどこで何を売ってるかすらわからない!目の前の商品が何なのかも分からないときも多々あります。笑
ご飯に関しても、しんどくって食べないでいると余計しんどいものの、1日にいくら使っていいのかちょっと不安だったり、安い外食がないんですよね。マクドナルドでも最低$6くらいします。100円マックのようなものがないんです。
面倒な事務作業は他にも腐るほどあります。
他にも、一人暮らしを始める場合は、不動産と契約したり、水道熱電気ネットの契約をしたり、これらの支払いの為に現地で銀行口座を開いたり、非移民としての登録のような作業を大学でしたり、学生証を発行してもらったり、学費を払う手筈を整えたり…。
思った以上に異文化での生活は大変です。
大変だからこそ、若いうちに留学して良かったとも思います。
まだ恥をかいても許される年齢だと思ってますし、体力もかろうじてあります。笑
たぶん留学で得られるものは、語学力以上に、
「自分1人でどうにかしないといけない環境で生き抜く力」がつくことだと思います。
日本にいれば、いろんなことが家族や友人の助言でなあなあで進ませることが出来ますが、海外ではそうもいきません。自力でどうにかしないと生きていけません。いつ大きな損をするかわかったもんじゃありません。例え真面目にいろんなことを進めていても海外では知らぬ間に損をすることも多いです。特に為替なんて好例でしょう。
僕も留学する前は、留学から帰ってきた人たちが、やたら自信満々になってて鼻につくと感じていましたが、彼らの自信は留学を経て「どこでも生きていける自信」が身についたからなのかもしれません。そう考えると今まで思ってたほど嫌なものでもないなと今は思います。
また留学して会える人というのは、こういうことを経験してる人で、人間的にも自立した人が多い気がします。もし留学先がランクの高い大学なら、能力的にも素晴らしい人に会えるでしょう。
ちょっと話が散漫になってしまいました。今回はとりあえず留学の初期段階で感じたことでした。また、英語の勉強についても書けたらとは思ってはいるんですが、自分の英語力が停滞してしまっていて、ちょっとブレークスルーまでは時間がかかりそうです。苦笑