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学位留学の準備

ただいま、目下留学準備中です。

 

語学留学の場合、手続きは非常に少ないと思います。

VISAも要らない場合が多いでしょうし、

やっかいな事務手続きも少ないと思います。

 

一方、学位留学はそうもいきません。

様々な手続きが必要です。

面倒です。

そして面倒な割に経験者が少なく、

参考になる情報が少ないと思います。

そこで今回の自分の経験をすこしまとめてみたいと思います。

 

どの大学に入学するかでやるべきことは

少しずつ違うかとは思いますが、

格通知をもらってからの大きな流れとしては以下の通りかと思います。

(アメリカへの留学を念頭に置いています。)

 

(0) クレジットカードのショッピング枠の増額申込み

(1) 大学にI-20の発行依頼

(2) F-1VISAの申請

(3) 予防接種

(4) 送金体制の確立

(5) 家さがし

(6) 引っ越し準備

 

必ずしもこの順番とは限りません。

とりあえず思いついたことからやっていく感じでしょうか。

 

(0)クレジットカードのショッピング枠の増額申込み

知らない方もいるかもしれないので確認しておくと、

クレジットカードには使える限度額というのがある場合がほとんです。

プラチナとかならないかもしれませんが、

学生が持っているカードには基本的に限度額があると思います。

 

そして、それが大体30~100万円くらいです。

ただ、TOEFLGREの申し込みや

受験料の支払いが重なったうえで、

留学直後に航空券の予約なんかをすると

上限に達する可能性が高いです。

 

なので、クレカのショッピング枠の増額申込みを事前にしておくことをおススメします。

それかクレカを複数持っておくこともよいかもしれません。

 

どのクレカがお得かは価格コムやクレカ比較の雑誌なんかを見れば良いと思います。

 

もし学位留学であれば2~5年は現地に住むでしょうから、現地の銀行に口座を開設することになると思います。その場合、デビッドカードを持てるので、クレカを何枚も持つ必要はありません。

 

もし交換留学、語学留学であれば、わざわざ現地の口座を開設しないでしょうから、クレカは2枚くらい持ってた方が安心でしょう。

 

 

(1) I-20の発行依頼

I-20とは学生ビザの為に必要な書類です。

正式な合格証明書というところでしょうか?

 

これは合格を貰って進学が決まったらすぐにしましょう。

どの大学でもI-20を担当する部署は4-6月くらいは忙しいでしょうし、

なにより、アメリカの事務の対応は日本と比較にならないほど怠慢です。

メールの返事に2週間かかることもザラです。

 

海外の大学に進学するなんて

おそらく初めての方ばかりでしょう。

きっと色々分からないこともたくさんでてくるとおもいます。

ともかく、早めに済ますことをおススメします。

 

(2)F-1ビザの発行

ビザ発行の手続きは、以下の動画が非常に参考になるので、

現時点では、これの言うとおりにやれば良いと思います。

 


オンラインビザ申請書DS-160の作成方法【アメリカ大使館公式ビデオ】 - YouTube

 

 


ビザ申請料金とSEVIS費用支払い・面接予約の方法【アメリカ大使館公式ビデオ ...


新・アメリカ非移民ビザ面接の手順【アメリカ大使館公式ビデオ】 - YouTube

 

あくまで2015年現在のものです。 

 

もし制度が変わっていたとしても

同様の動画が大使館のHPにあるのではないかと思います。

面接については東京のものだけでなく、

大阪など他の地域のものもあったと思います。

 

 

(3)予防接種

例えばB型肝炎など、

日本では任意である予防接種や

おたふく、麻疹、風疹なんかは

(地域や?)年齢によっては1度しか受けなくてよかったものが

留学先は2回接種することを求めるようなケースがあるので、

自分の場合、意外と予防接種はたくさん打たなければいけませんでした。

 

大体、月に1度しか摂取できないので、

合格後すみやかに大学のHealth CenterのようなもののHPを参考にして

予防接種を始めるのが良いと思います。

 

一応、これら予防接種は留学後でもなんとかなります。特に留学するとおそらく大学の保険に強制加入させられるでしょう。その保険が予防接種をカバーしてくれ、大学でなら無料で受けられる可能性もあります。

 

もちろん予防接種は時間との兼ね合いもあるので、余裕をもって日本で受けておくのが一番だとは思いますが、あまりに高い予防接種の場合はあえて留学後にうつのも一つの戦略です。

 

 

(4)送金体制の確立

日本からの支援で進学する場合、例えば、

・親や親せきの支援

・会社からの支援

・日本の財団や政府からの支援

という場合、日本の銀行口座にお金が振り込まれることになる方が多々いるかと思います。

 

そのような場合、日本円をどうやって留学先で受け取るかが重要になると思います。

生活費と学費を両替、送金することになるので、

送金手数料や為替手数料などなど、

手数料はバカになりません。

 

私自身、まだ自分の選んだ送金手段がベストなものなのか

自信がないのでここではまだ紹介しません。

(特にお金の話になるとアフィ色が強くなってしまい、

そのような利害関係のあるブログと思われるのも悲しいですので。)

 

2015年秋加筆

現時点で私はマネーパートナーズというサービスを利用しています。

今のところ特に問題はありません。

これ以外にもYJFXというのを利用する人も多いようです。

私はYJFXの方が手数料は低いそうですが、両替の最低金額が大きいという欠点が嫌だったのでマネーパートナーズにしました。実際、こまめに変えて送金したいときがあるので、マネーパートナーズで満足しています。

 

 

 

(5)家さがし

これが一番大変かもしれません。

・日本にいるうちに家を探す

・まず大学の寮に入って、留学してから家を探す

の2択が基本だと思います。

特に大学院留学の場合、本格的な留学の直前に大学提携のESLに通って、

その間に家さがしする人も多いかと思います。

 

「探すのが面倒だし、大学の寮なら安くて安全だろう」と思って

何も調べずに大学の寮に入ると、場合によっては

大学の寮の方が、不動産の平均より$200近く高いなんてザラです。

友人や先輩たちの話を聞いていても、

アメリカの場合、寮の方が少し高いようです。

 

したがって、あんまり家さがしで手を抜くのは良策とは言えません。

またアメリカの場合、ワンルーム(studioと言います)はどこも日本ほど発達していないとよく聞きます。

実際、私の留学先の町でも少なかったです。

なので、無意味に広い家に、無意味に高い金を払うことになります。

毎月の出費に関わるので家さがしは本当に根気強く頑張りましょう。

 

あと詐欺にも気を付けて下さい。

特にルームメイト募集のインターネット掲示板のようなものを利用する際は

入金のタイミングがやたら急かしてくるとか、

なにか怪しく感じた場合は避けたほうがよいかもしれません。

 

家選びの基準としては、

・治安

・スーパー、薬局、レストランからの近さ

・アジアンスーパー、日本食スーパーからの近さ 

・大学からの近さ

あたりが重要かと思います。

 

治安は言わずもがなですね。"(街の名前) Crime map"などで調べると良いと思います。

 

スーパーやレストランからの近さも大事です。車を持っていればまだしも、持っていなければ買い出しの負担はバカになりません。特にアジア商品、日本商品が気軽に手に入るところに近いとよいと思います。

 

大学からの近さは好みです。近ければ近いほど便利ですがうるさいです。

 

 

(6)引っ越しの準備

基本的には郵便局の国際小包で送るのが最適かと思います。

特に夏から留学する人は、船便で冬物の服や緊急性の低い荷物を送って、

EMS(という急ぎの郵便)で直近に必要なものを送るのがベストかと思います。

 

他にもヤマト運輸外資系(FedEx等)が個人の海外への郵便サービスをやっていたとは思いますが、日本郵政が一番安かったと思います。

 

ただヤマトや日通の方がきれいな状態で届くそうです(友人との比較)。

 

他にも色々準備はあると思います。

例えば大学の入学手続きやら履修手続などですね。

これは大学次第なので特に私の経験を書いても仕方ない思うので省略します。

大変ですが、頑張りましょう。