受験への英語 受験からの英語

英語中級者からの脱却を目指して!

英語にするときに気を付けるべきフレーズ

英会話の最終目標は「英語で考えて、英語で聞いて、英語で話す」だとおもいますが、最初はそうもいきません。そこで「日本語で考えて、英語で聞いて、英語で話す」という期間があります。

 

そのときに問題になるのが、うまく翻訳できない単語です。つまり、日本語には1単語であるけれど、英語ではフレーズでしか存在しない、または英語ではほとんど存在しない言葉はたくさんあります。例えばこの動画は良いと思います。字幕もついてないので、聞き取り練習にもなると思います。


5 Japanese words we need in English

他にも「なんでもいいよ」、「どっちでもいいよ」とかちょっと悩む気がします。Anything goes, Whatever(whichever) fine, it's up to youとかでしょうが、なんか違う気もします。

 

自分の口癖を自覚して、その英語を覚えるのは初心者が早めにやるべきことでしょうね。偉そうに言いながら、私自身が出来てないのですが…()

自分と日本のことを英語で話そう!

留学して最初の話題は、

・自分のこと

・日本のこと

だと思います。

 

だから自己紹介をちゃんと準備しておくというのは大事だと思います。その場で簡素な自己紹介だけで済ましてしまうと、相手に興味を持ってもらえず、ボッチでの海外生活に陥る危険性が高いです。

 

一方、好きなこと、趣味をしっかり語れると、相手に興味を持ってもらえる可能性が高まり、英語を話す機会が増えるだけでなく友達も増えて充実した留学生活への第一歩となります。

 

例えば、

I like watching soccer games.

で済ますのではなく、

I like watching baseball games. Particularly, I am a big fan of watching MBL and Red Sox. Uehara is fantastic and he is my super star. I look forward to watching a live game here, in the US. 

なり、なんなり、少しでも現地の情報に引き付けながら好きなことを語ると良いと思います。あと、留学先の文化はしっかりほめましょう。

 

日本でも、外国人に「日本っていいね」という番組が流行っているようですが、ああいうことを自分たちがするのは、その留学先に溶け込むためのテクニックです。たとえ、そんなこと思ってなくてもとりあえずほめときましょう

 

皮肉や批判がウケるようになるのは仲良くなってからです。

 

 

 

さて、自己紹介が大事なのは置いておいて、次に日本の文化をしっかり話せることも大事です。

 

例えば、日本の歴史的建築物(お城とか)は中国や韓国のそれとは雰囲気が大きく違いますよね。歴史的に多くの文化交流があるにもかかわらず、なぜ歴史的建築物はこんなに違うのでしょう?とか。

 

 

また日本の話題で、知らないと困惑するのは「外国人が日本らしいと思ってるけど、日本にはほとんどないもの」です。その良いまとめがこちらだと思います。

 


3 Popular "Japanese Things" that don't exist in Japan! 「日本っぽい」もの?

 

私は中国に行ったときにsweet green teaは体験済みだったので驚きませんでしたが、Hibachiはアメリカ人の友人に聞かれたときに何のことかさえわかりませんでした。苦笑

 

(個人的にこの二人の動画は見ててほっこりするので好きだったので、もう動画を辞められてしまったことは残念です。)

 

またこの派生ですが、Fortune Cookieは中華系のお店でよく出てきますが、一応日本由

来です。中国人の友達が出来たら、「これって中国のものじゃねーし、日本のものだろ」って何度か言われると思います。笑

私も知らなかったんですが、京都発祥なんですね…。笑

 

ところで、動画の最後のところ(4:18-) でSushiの話をしてますよね?

気付きましたか?sushiってs音とsh音が両方あることに。

m-studying-english.hatenablog.com

 

気付かなければ、まだまだ修行不足なのでしょう。発音は無意識にできるようにならないと実践で苦労します…。

 

発音:sとsh

更新をなんとか続けています。今日はsとshの音をまとめてみます。

これも比較的理屈は簡単なのだけれど実践が難しいものだと思います。

 

有名な練習として、

She sells seashells by the seashore.
The shells she sells are seashells I'm sure.
For if she sells shells by the seashore, then I’m sure she sells seashore shells.

のようなTongue Twister(早口言葉)があります。

 

特に1行目が有名ですね。ネイティブのお手本はこんな感じです。


She Sells Seashells by the Seashore | Tongue Twisters

 

She, Shells, ShoreはShの音(∫)ですが、sells, seaはsの音。

そもそも聞き分けられますか…?苦笑

 

私は、普段からSheのときをsの音で発音してしまってよく注意されます…。

 

動画の真ん中らへんはゆっくり言ってくれてるので、シャドーイングにちょうど良いと思います。練習あるのみですね。

 

 

発音:thとs

thの発音は日本で習っている通りだと思います。なので、理屈は皆分かってると思います。ちょっと舌を噛む感じで舌を歯でかるーく挟む感じ(噛み過ぎないこと)。

 

したがって、

Thank you. 

I think ~

とかで間違えることはあまりありません。

 

一方、

cloth

math

worth

wealth

growth 

youth

数字th

 

等のように単語終わりについていると難易度が上がる気がします。特に、これは単語でいう場合は簡単なのですが、文章で出てくるとすぐにスキップされがちみたいです。

 

あと、

weather

のように単語の真ん中にあるときも少し厄介ですね。

 

例えば、会話で以下のことを話すとしましょう。

I played baseball in my youth and thus I love still watching the baseball game.

このとき、youthのthをいうときに、頭の中で「andって言いながら次の文章を考えなきゃ!」 となり、thがsの音に代わりやすいです

 

また、これを話してるときにlの音を守れましたか

 

他にもまだブログでは触れてませんが、vとbなどの落とし穴もあります。難しいですね…。

発音:l続編

 

m-studying-english.hatenablog.com

 

前回の記事で、rとlの発音について書きました。

 

今回の記事ではlをもう少しだけ深堀りしてみます。前回、「lは舌を前に突き出す」といいました。

 

それでは、

pool, eel, real

のように、lが後ろにくるような場合、最後のlもはっきり発音するのかな?というのがここでの疑問です。

 

実は英語では「明るいl(light l)」と「暗いl(dirk l)」という2種類のlがあるそうです。これはIPA(国際発音記号)にはないのですが、ネイティブにとっては違うそうです。

 

私自身はまだこれをよく理解していないので、こちらの動画を貼ってブログに代えさせてもらいます。


English: How to Pronounce L consonant: American Accent

 

このように概念として違うことをちゃんと自覚しないと、何度音読やシャドーイングしても、ある一定の壁を越えられません…。英語難しいですね。へこみそうですが、頑張りたいところです。

発音:rとl

私自身が発音に悩んでいるので、発音の勉強ブログを書いてみようかなと思います。(私は大学院まで留学経験も海外旅行経験もほとんどなく)自分の英語は典型的なJapanishなので、同じような問題を抱えている人は多いでしょうし、きっと多くの人の役に立つと思います。

 

なお、この発音記事は発音や音声学を真面目に学んだ人間が書いたものではないので注意してください。

 

最初はrとlです。

 

私が中学生のころ習った2つのことをテーマにブログを書きたいと思います。

 

1つめ。少なくとも私は中学生のころ

「日本人のラリルレロはlの発音だから、lの発音は簡単だ。普通、rの発音が難しい」

と習った覚えがあります。

 

大嘘です。

 

2つめ。また、これも中学生のころ

「rの音は舌をまいて発音する」

と習った覚えがあります。

 

これはアメリカ英語では嘘です。

 

では、これらが嘘といえる理由についてまとめてみたいと思います。まず、日本語のラリルレロをゆっくり言ってみてください

 

ラをもう一度言ってください。

 

ルを次に言ってください。

 

舌先の動きが違うことが分かりますか?

ラのときは、最初、舌前を歯の上においておいてから、弾く様にひっこめる。ルのときは前に突き出してる。ルの音はlの音に似ています(同じではない)が、ラの音は、rでもlでもない中途半端な音です。このせいで、アメリカ人からすると「rなのかlなのか全然わからない!」となるらしいです。

 

一方、アメリカ英語のrは、(大雑把に言うと)舌先を初めからひっこめておきます。

lは舌先を歯の上に着けた状態から突き出す感じ。

 

したがって、ラリルレロは別にlの音でも何でもないのです。「自分はlの発音はできる!」と思っていると足をすくわれます。

 

次に、rの音は舌を巻いて発音することも違います。イギリス英語の場合、そんな感じに近いようですが、アメリカ英語の場合、舌全体を引っ込める感覚の方がまだ近いと思います。

 

以下のビデオでも、「日本人はrとlの音をミックスしてる」と言ってます。


English Pronunciation - R & L


Why do Japanese mix up "L" and "R"?

 

また、「rを発音する手助けとして最初にwを付けると良い」というのを習ったことがある人も多いと思います。これはあくまで最終手段で、ネイティブ的には幼い子供の言葉遣いらしいです。

 

もちろん、まったく伝わらないより、赤ちゃん言葉の方がましかもしれませんが、ビジネスマンやアカデミックな人間がすすんで使う言葉づかいではないですね。

 

 

日本人英語の教師や日本人による英語解説のサイト、動画だと今でも「日本人はlは発音できる」をはじめとした間違った考え方が多い気がします。そのように日本人が自己評価としてどう思ってるかではなく、ネイティブがどう感じるか、学術的(音声学)的にどう違うかを明確化したものを参考にした方が良いと思います。

 

 

最後に大事なことを二つ。

 

発音はセンテンスや会話でできてこそです。つまり、こういう動画を見て、理屈を理解するだけじゃダメ。例えば、

 

lightとrightという一つの単語を正確に発音できるのはスタート地点です。むしろ、

Please turn on the right light

みたいなセンテンスを発音できることが大事です。かつ、会話でちゃんと使い分けられるようになればパーフェクト。

 

次に、しゃべってる途中でごちゃごちゃにしない。発音の努力の最初のステージでは、「気を付けているときはちゃんとできるけど、しゃべってるうちに意識が発音以外にむいちゃう」というのがあります。すると、聞き手からするとどういう基準でrとlを使い分けてるのか分からなくなり余計に混乱させます。

 

すると、いっそこんなことを気を付けないほうがよく伝わる、というのが起きます。つまり、小さな努力だけだと効果はマイナスというのがありえます。これはへこみます。それでもちゃんと話したいのであれば、ここでくじけない精神が大事

 

私自身も今努力中です。読んでくれている方と一緒に頑張っていけたらと思います。

 

今回参考にした書籍はこちらです。

 

DVD&CD付 日本人のための英語発音完全教本

DVD&CD付 日本人のための英語発音完全教本

 

 私の説明の100倍丁寧に書いているので、気になった人は手に取られると良いと思います

リスニングスピード

おそらく留学して一番最初に重要な能力はリスニングです。

これは語学留学、交換留学、学位留学問わず、リスニングが最も大事です。

 

なぜなら、留学して一番最初は、例えば生活のセットアップをしたり、いろいろな手続きをしたり、参加するイベントの時間や待ち合わせ場所を聞いたり、色んな情報の多くが口頭で入ってきます。

 

また、例えば携帯電話や銀行の口座開設の手続きも長ったらしいパンフレットを全部読むのも面倒臭いので、できれば係の人に聞いて教えてもらった方がおそらく楽です。

要するに、リスニングはすごく大事です

 

ここで、教材英語と生の英語はいくつかの点で違います。

 

(1)アクセント

 

やはり日本人でも日本語に色んなアクセントや癖があるように、アメリカ人の中でも色んな癖があります。一方、教材英語はいわばアナウンサーのようなきれいな英語ばかりなので、この差は大きいと思います。この点は、例えばCNN、VOABBCの街頭インタビューをしてるシーンでアナウンサー以外の人がしゃべってるのをどれだけ聞き取れるか試してみると良いと思います。

 

また、アメリカ人の癖だけでなく、国際的な癖も要注意です。個人的にインド、中東系の英語は難しいなと思います。

 

(2)速さ

 

やはりネイティブは速いです。イメージとしては下の動画の1.2~1.5倍速かなと感じます。


So You Want to Get a Ph.D. in Political Science

 

PhD留学を目指す場合、1.25倍速で聞いてこれがどういうジョークの動画かわからなければ、英語でかなり苦労すると思います。

まぁこれは機械音声?っぽい感じなので、また少し違う気はしますが、良い例だと思います。

 

(3) 文化、基礎知識、背景

 

本当に英語文化で、英語で親しみを持って交流を持つためには、「彼らが興味を持っていることに自分も興味を持つ」ことが大事だと強く思います。

 

例えば、いくら毎日NHKを見ても現地の外国人友人との話題は増えません。SNSや日本人会で日本人とつるんでいても何も変わらないです。それよりも上の動画のような英語のコメディを見て、シェアしたり、彼らが興味のあるカレッジ・フットボールやベースボールの状況を理解したり、ハリケーンのニュースを見たり、新しい留学先のAmazon Primeサービスとかを話したり、そういうのが大事だと思います。

 

こういうのが友人と話すときのリスニングにも役に立ちます。ただ教科書を読むだけではなく、英語の文化を楽しむことがリスニングの大きな助けになるというのは留学前に覚えておくと良い気がします。